2020年10月29日木曜日

【リノベーション戦記】第6章:土を掘り起こせ!

下水道接続のため、私たちが実施することになった作業とは!?

どうも、サンドマンです。今回は、ガレージ設立初期のリノベーション活動を綴る連載企画、「リノベーション戦記」の記事をお送りします!(前回の記事はこちら


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【下水管が繋がっていない?】

前回の記事でお伝えした通り、水道屋さんの調査により、この建物の下水管は下水道に繋がっていなかったのです。
接続先は・・・
浄化槽。

そもそも最近では、浄化槽を知っている方が少ないかもしれませんね。公共下水道が整備されていなかった頃には、各家庭に浄化槽を設置し、そこで生活排水を浄化して、側溝や川に流すのが一般的だったのです。田舎では未だ健在です。私の実家にもあります。
ガレージのある平塚だって、昔は公共下水道がなかったはずですもんね。
ただ、そう話は単純ではないようで。水道屋さん曰く、浄化槽の半分が無くなっているというのです。上図の青丸、手前の点線部分まで、元々浄化槽があったはずだ、と。
(言われてみれば、コンクリートの段差の部分、後から削ったような見た目、ありますよね。もしかして壊した?
と、いうことは、この浄化槽はもはや使えない。長きに渡り水道自体を使ってなかった、ということですよね。。。


【浄化槽の本来の姿は??】

この記事であまり浄化槽について力説するつもりはないのですが、ちょっと寄り道。
浄化槽には様々な種類がありますが、この浄化槽は

出雲式。

調べると、近隣の出雲浄水様が開発したタイプの構造で、平面酸化方式の一種とのこと。(参考:衛生動物18巻4号)。おおよそ以下の図のようなイメージで、S1〜S3で汚泥を沈殿させ、PAの上を流れる過程で微生物による浄化し、最後に消毒するという流れのようです。(詳しくは図の引用元を参照ください。)
平面酸化方式浄化槽の構造


だとすると今回の浄化槽、この図から推測するに、だいたい半分にぶった切られていることがわかります。本来なら、マンホールがもう一つと臭突(臭いを逃す煙突のようなもの?)が一つあったはずのようです。。


【下水接続→穴掘り作業?】

というわけで、下水の配管を公共下水道に接続する必要があるわけですが、これを全て水道屋さんにお願いすると、結構お金が掛かってしまう・・・
そこで相談しました。
「自分たちでできることはやるので、安くしてもらえないか?」
すると、水道屋さんから、穴を掘っておいてほしい、とお願いされたわけです。


どういうことか。上の図のように、公共下水道の配管(下水本管)は、目の前の道路にすでに敷設されていて、各家庭用の公共汚水ますもすでに設置されています。そこから敷地内に伸びる配管の先が塞がれた状態で、地中に埋められているらしいのです。今回のミッションは、土を掘り起こし、これを見つけること。ここに排水管を接続するということですね。何だい、面白そうじゃないの。


【いざ、穴掘り作業!】

別の日。メンバーを数名集めて穴掘り作業を開始
ターゲットはこのあたり!

初めのうちは和やかにスタート。

しかし、思ったより深く・・・

深さは間も無く1mに到達・・・
近所の子供達が物珍しそうに覗いて来たりしました。
穴に絶対入っちゃダメだぞ!危ないから。
人払いヨシ!

いよいよ穴から抜け出すのも難しい深さへ・・・
ここまでくると掘った土を穴の外に出すのが大変です。
協力してエイヤコラッ!
ちなみに浅い所に埋まっているのはガス管です。

そしてついに・・・

見つけた!地中深さ約1.5m!!
真ん中若干右寄りに見えるあれが、埋められていた管!
きちんとキャップが付いていますね。


ここまで半日がかりの作業となりました。
ここで、水道屋さんに作業完了報告の電話。水道屋さんはとてもびっくりしていました。きっと丸一日かかるだろうと思っていたとか。

あとは水道屋さんにお任せです。見つけた管に排水管をつなぎ換えた後、浄化槽の解体浄化槽内部の底に穴を開けた後、消毒用の薬剤を散布しました。
この出雲式の浄化槽。かなり底は深そうでして(3mくらい?)、手持ちの梯子が使えなかったので・・・
角材で梯子を自作し・・・

こんな形でセット。このあと侵入。
なかなか大変な作業なんですねぇ。
ちなみに、浄化槽の中はだいぶ時間が経っていることもあり、
汚物などはほとんどなく、異臭もありませんでした。


後日、市水道局の検査を経て許可がおりました。


これで無事、下水接続完了です!良かった良かった!

リノベーション活動、なかなかの難敵を攻略!引き続き頑張ろう!
闘いはまだまだ続く・・・!

 (サンドマン)


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