どうも、トラブル続きで全然仕事が進みません、サンドマンです。
僕らのガレージでは、メンマ作りをはじめとした、少々マニアックな料理企画もちょいちょい実施しています。(料理だってれっきとしたモノづくりだと思うのです。笑)
私個人的には、その時々の「旬」の食材を追い求めて、せっかく料理をするなら、その収穫から自分たちでやりたいな、と思うわけですね。旬を感じられる良いネタはないものか・・・と探し求めていた梅雨時のある日。おなかもんさんから
「ちょうどヤマモモが取れる場所がありますよー」
とのタレコミが。
なんと。これは行くしかない!
ところでみなさん。ヤマモモって食べたことありますか?というか、見たことありますかね?
綺麗な実ですよね。
(写真はフリー素材なんですけど。)
近年では食用というよりは、街路樹などの緑化用として栽培されることが多いそうです。ビー玉ほどのサイズで、実は生でも食べられます。少々酸っぱいです。
このヤマモモ、なかなかクセのある食材でして。「旬の食材百科」によれば・・・
収穫できるのは6月中旬ごろから7月上旬頃までの短い期間ですが、その時期は梅雨の真っ只中でもあり、水気を避けるためよく晴れた日にしか収穫する事が出来ないので、ヤマモモの収穫が出来るのはほんの数日と言われています。
ヤマモモはとても傷みが早い果実で、収穫されてから長くは日持ちしません。なので、ヤマモモが美味しく食べられる旬の時期は6月中旬から7月中旬あたりまでの一月足らずの短い期間だけです。色々な食材の旬が曖昧になってきた今、まさに「旬」を感じさせてくれる貴重な果物と言えます。
とま。まさに梅雨時の旬を感じられる、最高の素材ではありませんか!
某日。車をすっ飛ばして向かったのは都内某所。
おなかもんさんに案内され、ヤマモモの木のある場所へ。
暗くて少々分かりづらいのですけど、結構たくさん実をつけています!
地面にも大量に身が落ちていました。
実は高いところに成っており、手掴みで取るのはなかなか困難・・・
そこで、手持ちの傘を逆さにして、こんな感じで枝をフリフリ。
こんな感じで、たっぷり実が取れました!
帰宅後。足が早いので、早速こちらを調理です。
今回は甘酸っぱいジャムに仕上げていこうと思います。レシピはクラシルさんのものを参考にしました。
今回は約500gの収穫です。
これを下ごしらえ。軽くゆでていきます。
沸騰してしばらくすると、アクが浮き上がってきますので取り除きます。
(いや、これはアクではなく汚れなのか???)
茹で汁をちょいっとすくってみると、
しっかり赤くなっています。
染物にも使えそうですね★
茹で上がったらざるで漉していきます。
最初はお菓子作り用の目の細かいものでやろうとしたのですが、全く歯が立ちませんでした。このくらいの目の粗いやつで十分だと思います。
20分くらいかけてここまできました。(疲れた・・・)
実の体積の大部分を種が占めていることがわかります。
漉した後のヤマモモペーストがこちらです。
なるほど170g。
元の実の重さの半分くらいではありませんか。ちょっと寂しい。。。
ここに、ペーストと同量のグラニュー糖をどさっと加え、ゆっくり煮立てていきます。
鍋の底に焦げ付かないよう、木ベラでよくかき混ぜます。
(ジャムって、相当な量の砂糖使ってるんですね。。。)
瓶詰めして、冷やして完成!
(たくさんできることを見越して、大きすぎる瓶を買ってしまいました・・・スカスカです泣)
あくる日。ガレージに完成したジャムを持ち込み、大試食会の開催です!
試食会を見越して、先日法事で帰省した際に、地元(@群馬)の道の駅で購入したハラダのラスクを準備!
いただきまーす!
かなりお砂糖を入れましたが、ヤマモモの酸っぱさがそれでもよく際立っています。
すごくおいしかったです。
バックに見えるのがジャムをつけたラスク「グーテ・デ・ロワ フロマージュ」です。3種のチーズをフランスパンに練りこんで甘く仕上げた期間限定商品。
今回の試食会ではもう1種類、甘くないタイプのラスク「グーテ・デ・ロワ ソムリエ」も試してみたんですが、こちらだとラスクの塩味が前に出過ぎてしまい、少々微妙な感じでした。塩味控えめ、プレーン、またはちょっと甘めのものに付けて食べるのがGoodのようです。
今回の料理企画は大成功!といって間違い無いですね。
今回の企画は単発の企画でしたが、過去に実施したメンマ作りのように、時間をかけて作っていく系の企画もまたやってみたいですね。(メンマ作り、実は今期は収穫のシーズンを逃してしまい、仕込むことができませんでした・・・)
今後もどんどん、ちょっとマニアックな料理企画をやっていきたいと思いますので、ガレージで何かトライしてみたい方、あるいは面白いネタがあるよという方、是非是非ご連絡のほど、お待ちしておりまーす!
それでは今回はこれにて!
(サンドマン)
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