2021年3月24日水曜日

イレクターパイプで猫脱走防止柵を作ってみた!

近頃、Mr.H氏が我が家の猫に溺愛しすぎて・・・なんかすごいです。どうも、サンドマンです。
今回は、先日の記事で紹介した、ガレージにあるイレクターパイプを使って、我が家の玄関に脱走防止柵を作ってみましたので、その模様を紹介します。


ちなみに、我が家の愛猫がこちらです。

ウィリアムくん(サイベリアン/オス/0さい)
先日のクリスマスの記事にも登場してもらいました。

それでは、参ります。

【脱走防止柵が無いと怖い・・・】

さて、今回脱走防止柵を作ろう!と思い至ったきっかけは、ある日の夜の出来事がきっかけでした。自宅に仕事から帰り、家の扉を開けたその瞬間!

猫が扉の隙間からピュン!と飛び出して逃げてしまいました・・・

慌てて追いかけ、外階段の下でうずくまっていたところをなんとか確保。これ以上遠くに行ってしまったら、暗くて探しようがありませんでした。危なかった。。。むやみに外をうろつけば、近所の野良猫にいじめられるかもしれませんし、車に轢かれるかもしれません。無事に帰ってきてくれてほんと良かったです。

そもそもこの頃、家に帰ると毎日こんな感じで、家に入るのも必死だったのです。

ドアを開ければ外の世界に興味深々。
そのくせお散歩に連れて行こうとすると全力で拒否します。
不思議な生きものです。

猫が飽きていなくなった隙を狙って何とか部屋に入る毎日でした。
疲れ果てた状態で毎晩、こんなスリリングなことをしている余裕などありません。

そこで、私は一念発起。猫の安全と私の安心のために、玄関に脱走防止柵を設置することにしたのです。早速市販品で何とかならないか・・・と色々探したのですが、これが結構お高い(軽く1万円超えてきます)。しかも設置スペースにぴったりフィットするとも限らないぞ。ありゃりゃ・・・

それだったら・・・自分で作りましょう!

そうと決まれば早速準備。今回使用することにした材料はイレクターパイプ。幸いガレージに在庫があったもので。イレクターパイプは、鉄パイプの表面をプラスチックでコーティングしたもので、その硬さとは裏腹に、意外と切ったり繋いだりしやすく、使いやすい素材です。

【まずは設計!】

この記事を書くにあたり、過去に書いた設計図(のようなもの)を漁ってみたところ・・・

これしかないんかい!

いやー、流石にもう少しちゃんとした設計図を書いた気がしたのですが・・・。
そういえば、最初は手書きではなく2D-CADで書こうとして、自分のノートPC(Mac)にDraftsightをインストールしたものの、しょっちゅうフリーズして使い物にならなかったんですよね。。。
皆さんはもう少し真面目に書いた方がいいですよ。

さて、この図では全くもって意味不明ですので、簡単にコンセプトを説明しておきます。ざっくりまとめると以下のような感じです。
  • フレームはイレクターパイプで製作
  • 片開きの開き扉、ロック機構付き
  • 柵の高さは2mくらい(サイベリアンのジャンプ力は1〜2mとも・・・、恐ろしや)
  • 扉の向こう側を見通せるようにする
  • よじ登りを防ぐため、金網などは使わない
  • 借家なので壁や天井を傷つけないよう、突っ張り棒で取り付け
  • あとでバラせるように、メタルジョイントで組み立て。接着剤不使用。
  • 下部に緊急対応用の猫ドアを設置(詳細は追って説明)
設計にあたり参考にしたのは、Web上で紹介されている各種製作事例です。皆さん創意工夫にあふれています。私は特にこの2つを参考にしました。

【フレームの切断と組み立て!】

とある週末。
まずは設計図に基づいて、ガレージにあるイレクターパイプを切断していきます。


切断にはパイプカッターを使います。どのように使うか気になる方はこちらの記事をご覧ください!
またパイプの長さは、当然ですが設置予定場所の採寸結果に基づいて決めます。ただし、パイプ同士を繋ぐジョイント部分の寸法を差し引く必要がありますので注意しましょう。メーカ公式ページなどを参考にします。

あっという間に切断完了!
(実際はもう少し多かった気がするけど・・・)

切断したパイプ達を家に持ち帰り、組み立て開始です!

まずは扉の外枠を作っていきます。使うのは・・・
イレクターパイプ突っ張りキット!
パイプの上下にパーツを付けることで、
イレクターパイプを突っ張り棒に早変わりさせてしまう
魔法のアイテムです!

上側はこんな感じで天井に突っ張り。

下側にはアジャスタパッドをはめ込みます。
アジャスタパッドのネジを回すことで突っ張ります。
良い長さのパイプがなかったので、
ガレージで余った木材で高さを微調整。(笑)

この柱を左右に1本ずつ立てておきます。
イレクターパイプ突っ張りキット」の部品は、本来であればパイプに専用の接着剤を使って接着する必要があります(そうしないとパイプが回転してしまう)。しかし今回は、あとで簡単にバラせるよう、接着剤を使わないまま作業続行と参ります。

次にこの外枠に取り付ける扉の製作です。扉の開閉するジョイント部分をどう作るか。今回は・・・

ヒンジ用のジョイントを使います!

黒の金属部品と白の樹脂部品で構成されています。

使う際はまず、回転させたい箇所にあらかじめ白い部品をはめ込みます。パイプの端から通す必要があるので要注意です。

こんな感じ。

ここに覆いかぶせる形で黒の部品を取り付けて、パイプどうしを連結すれば・・・・

こんな感じ。
といってもまだわかりづらいと思いますが。
赤丸がヒンジ用のジョイントで、
矢印方向に回転できるようになっています。

この調子で、残りの部分も組んでいきます。

我が家の愛猫は謎のパイプに興味深々で・・・

記録写真の撮影の邪魔をされてしまいます。

あの、、、下がってもらえますか?

めげずに作業を続けます。
こちらは扉下部に設置する猫ドアの部材。
こちらにもヒンジ用ジョイントを仕込みます。

そして・・・

骨組み完成!!
扉の高さは約2m。
これなら飛び越えられないでしょう。

外枠を構成している、突っ張りで固定された左右2本の柱は、天井付近で水平に渡されたパイプ(写真最上部)を介して繋がっています。これにより、突っ張りキットの部品を接着剤で固定しなくとも、柱自身が回ることが無くなるわけです。
また、扉本体を外枠の内側ではなく、写真から見て手前に取り付けることで、なるべく通路幅を狭めないようにしています(わかりますかね?)。

扉の下側に見える小さな四角の部分は、「緊急対応用の猫ドア」です。
こんな感じで開閉します。
万が一、扉をしめた時に玄関側に猫がいた場合に、
このドアを通じて猫を家の中に誘導します。

作業はいよいよ折り返し地点。この日はここで力尽きました・・・


【後日、仕上げ作業!】

その翌週の週末に作業を再開。平日は仕事が忙しく、作業を放ったらかしていました。
現状のままでは、扉の枠の内側を誰でも通過できてしまうので、ここにビニールシートを貼っていきます。ビニールシートはホームセンターでよく売っている、食卓の上に引くようなやつです。切り売りでも売っていますね。意外とお値段が張りますので、今回は厚さ0.3mmの塩ビシートを使いました。

塩ビシートとイレクターパイプの固定には
インシュロック(結束バンド)を使います。
まず上側を固定した後、横と下側を固定します。

作業手順はいたってシンプル。
キリで穴を開け、

その穴にインシュロックを通して
固定するだけ。

作業していると猫が気になって近寄ってくるので、
キリで突き刺さないように注意して進めます。

猫ドアを含むドアの下側は、
プラスチックダンボール(ポリカーボネート製)
覆います。
下側は猫の攻撃(体当たりや引っ掻き)を
受けやすいと思いましたので。

猫ドアを開けた状態はこんな感じ。
プラダンがストッパーとなっていて、
写真の向きにしか開かないようになっています。
猫が内側からドアを押しても、
外には出られない仕組みです。

右側面にドアノブ&ロック機構も設置します。
コの字に組んだフレームが、
ヒンジ式ジョイントにより回転する仕組みです。
通常時は写真のような状態で、
このままでは扉を開くことができません。

このように回すことで、
初めて扉を開けることができます。


そしてついに。
完成した姿がこちら!

無事にできました!

これを製作する前は、イレクターパイプだと工場っぽい雰囲気が出てしまい、殺風景になってしまうかな、と心配しておりましたが、思いの外周囲の環境とマッチしています。我ながら満足のいく仕上がりです。

これからは家に帰った時も安心して玄関扉を開けることができます。
ドアを開ければ・・・

脱走防止柵の向こうから可愛い姿でお出迎え。
ヒヤヒヤすることなく、
かわいい猫を愛でることができます。


こうして我が家から、猫脱走の恐怖が消え去ったのでした。
それにしてもこのような構造物を簡単に作ることができるイレクターパイプ、超便利な材料ですね。今度は愛猫の為にイレクターパイプでキャットタワーを作ってあげようかな、と思索している今日この頃です。

ペット向けグッズの製作、これからもいろいろやっていきたいと思います!

皆様もぜひ、イレクターパイプであれこれ自由なものづくりを手軽に楽しんでみてください。
それでは今回はこれにて!

(サンドマン)


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