2022年10月12日水曜日

クロームメッキ磨きに挑戦【サビトリキング・メッキングレビュー】

ハイウェイマンです。


前回バイクのタンクをイメチェンしたときから、自分のバイクの見た目がさらに気になるようになってきて、そういえば一度もマフラーのメッキを磨いたことがないなと気づきました。

あまりピカピカにこだわりはないものの、
他のモデルではマフラーが無地のステンレスなのに対し、自分の持っているモデルは折角のクロームメッキとなっているので、キレイに維持したいなと確認すると…

だいぶ点錆が浮いてしまっているぞ…!

触るとザラザラとして、本来なめらかな面に明らかにサビが浮いてしまっています。
これは、クロームメッキの表面に開いている微小な穴からサビが成長して、メッキとともに浮いていしまっている状態です。

これ以上浮いてしまうと磨いても再メッキが必要になるため、急いで対策をしなければ。

早速簡単に調べてサビトリキングメッキングにたどり着きました。



サビトリキングはサビが浮いてしまった状態のクロームメッキをきれいな状態に戻すための磨き剤です。成分は研磨剤と脂肪酸ナトリウムとあります。よく錆取りはピカールが代名詞といわれていますが、それよりも更にクロームメッキに特化して、細かい研磨剤とサビに反応する成分が含まれるようです。

メッキングはきれいな状態のクロームメッキに対して使用する表面保護のコーティング剤です。
シリコン系の成分のようですが、塗布後しばらくしてメッキが硬化することで表面を保護するというもののようです。

同じメーカの商品バリエーションとしては他に、サビトリキングを使用するほどでもない、キレイな状態のクロームメッキを磨き上げるためのミガキングという商品もあるようです。



まずは早速サビトリキングで点錆のひどい部分を根気よく磨き上げました。
使い方は付属の布に、たっぷりとケチャップくらいの粘度のサビトリキングを付けて力を加えすぎず、何度も磨くという感じのようです。サビが取れてウェスに移っていくので、その部分ではまた拭きしないように気をつけます。

流石に凹凸がだいぶできる程度の錆び方だったため、ペーパーウェスでゴシゴシとも磨いていき、だいぶ見違える程度には輝きを取り戻しました。クロームメッキ専用の磨き剤ということもあって、説明にあるよりも強めにやった感覚もあるものの、特に目立つ傷も残らずサビを落とすことができました!



一通りサビトリキングで気になるサビと汚れを落としたところで、メッキングをしました。
メッキングはサビトリキングとは逆で、付属の布に1,2滴だけ染み込ませて、メッキの上を薄く広げていくように塗っていきます。5-10分で硬化が始まるため、時間との戦いです。

ビカビカの状態のクロームメッキでは塗りムラが虹色に目立つため、しっかりと伸ばす必要があるようですが、ほどほどに草臥れているためそこまで神経質にならずに塗り拡げていきました。

また、あまり高温部分には使用できないとのことでした。エキゾーストパイプはエンジンから15cm程度までの部分には使えないとのことで、色の変わっている部分はそのままで、主にクロームの部分は後ろまで全体的に塗りました。

コーティング自体はクローム部分以外にも有効のようで、金属、樹脂にも使えるという情報もあり、車体のサビが気になる部分は全体的にメッキングを施しました。後でヘルメットまでコーティングしたり、量としてそれほど車体には使わなかったので色々と使い道がありそうでした。

完全硬化には24時間を要するとのことであとは待つのみです。



Before

After

最後にビフォーアフターです。
サビトリキングで磨いた時点では再メッキが必要かなと思う程度には、くすんだ状態でした。
メッキングが完全硬化するとしっかりとしたクロームメッキの輝きが戻り満足です。


これからもこまめにサビの状態は確認して、あまりひどくなる前に対応していきましょう…!



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