2020年12月7日月曜日

大型3Dプリンター 「Clearity CR-10 V3」 がやってきた!!

どうも、先日会社同僚の結婚式に参加した際、「お前太ったなあ」と何人もの人に言われてしまい萎えています。サンドマンです。

さてさて僕らのガレージでは、より便利なものづくりスペースを目指して、コツコツと機材導入を進めております。今回はタイトルの通り、大型3Dプリンター"Creality CR-10 V3"を導入しました!というお話です。


僕らのガレージでは設立当初より"UP2 Plus"という3Dプリンタを設置しております。以下、過去の記事で紹介したのも、UP2 Plusを使った制作事例の数々です。
Up2 Plus。
こちらはテレビリモコン台を造形した時の一枚。


もともとこちら、ガレージ設立以前からMr.ヘルニア氏が個人的に使用していた代物で、だいぶ年季が入っております。古い機種なので、上手に造形するための機械調整やメンテナンスも大変で、初心者にはちょっと使いづらい(泣)。「新しいやつ欲しいよねー。」と、かねてから話をしておりました。

そんな折、ガレージで以前よりお付き合いのある、ファブラボ神田錦町の井上様より、最近「Creality CRシリーズが最近売れている!」という情報を頂きました。ファブラボ界隈の方々は、最新の3Dプリンターやレーザーカッターの業界事情に詳しいですので、これは耳寄りな情報だと思い、購入に踏み切ったのです。

「それじゃあいっちょ、買っちゃいますか!」


ということで早速ポチります。Crealityの商品はAmazonでも購入可能(メーカ公式です)。個人の方でも気軽に購入できます。(以下バナーをクリック!)


今回購入を決めたのは"Clearity CR-10 V3"という機種。個人的に魅力に感じたのは、造形サイズが300x300x400mmと、何と言ってもデカイこと。価格は約7万円と、個人で買うには少々高いかな・・・?という気もしますが、造形サイズと完成度からするとコスパは抜群だと思います(個人的意見)。

ちなみにCreality社は中国・深圳のメーカです。やはりここのところ深圳の勢いがすごいですね・・・。


【到着!いざ組み立て!】

ポチってからしばらく時は流れ・・・(海外発送なので時間がかかるのは仕方なし)
ついに到着!ガレージに届いたその姿は!

ドーン!さすが、やはり大きい!

箱を開けるとこんな感じ。ある程度組み立てが必要そうです。

この後、ガレージで組み立てる予定だったでのですが、他の作業で手一杯になり日が暮れて、全く手付かずに。仕方がないのでMr.ヘルニア氏の自宅送りに。


というわけでこの日の作業延長戦。Mr.ヘルニア氏、帰宅後に組み立てに着手です!
(ありがとうございました・・・)


まずは中の部品を取り出していきます。

早速大物を机にドン。

造形物が乗るベッドと、その土台の骨組みはすでに完成しています。土台側に駆動軸が1軸あり、ベッドが奥行き方向に動作するようですね。
また、コントローラは本体とは別置きです。配線の都合上、本体からあまり離して置けなさそうなので、本体+コントローラの設置スペースを確保しておきましょう。要注意です。

ここにエクストルーダ(ノズル)とその駆動軸(2軸)を組み上げていきます!

あっけなく組み上げ完了。

駆動軸は、ボールねじ+アルミフレームの溝&ウレタンローラによるガイド ですね。
この構造、どこかで見たような・・・。あ、先日組み上げたAvalonTechのCNCルーターだ!

ここにさらに補強部材を付けていきます。「補強部材により、印刷時の振動が収まり造形品質向上した!」が本商品の謳い文句のひとつのようです。

丸いシャフトを組み立てて・・・

こんな感じのブラケットや、

こんな感じのナットを使って本体に据え付けて・・・
(アルミフレーム用のひし形ナットですね。)

こんな感じ!見た目的にも少し安心感が増したような・・・気がします。


さらに上部に素材(フィラメント)のカートリッジのセット場所を作ります。

この機種はどうやら、フィラメントの送り出し部分もモータ駆動のよう。
なるほど、このローラーでフィラメントがガイドされるわけですね。

最後にモータなどの電気配線を済ませて・・・

あっという間に完成!
(思ったよりも呆気無かったかも・・・)


【調整して、試しに造形だ!】

組み立ての後は調整です!
造形するベッドの面が、ノズルの水平駆動軸方向と平行になるように調整します。
(要は、ノズルとベッドの隙間がどの位置でもなるべく均一になるようにするわけです。)

こんな感じで調整。

テーブルの四隅下部にこんな感じの調整ノブが付いていて、テーブル高さの微調整ができます。ノズルの高さを原点(1層目の造形を行う高さ)まで下ろし、テーブルとノズルの間の隙間が紙が一枚通るくらいにします。


それでは早速腕試し。3Dプリンタ本体にサンプルデータが同梱されていたのでこれを印刷してみます。

データはmicroSDカードをコントローラに差して読み込みます。

早速造形が始まりました。

みるみる進んでいきます・・・

できた。わんこだ!
表面も昔の3Dプリンターに比べるとかなり綺麗に仕上がっているのでは?


これに味をしめたMr.ヘルニア氏、ありとあらゆる形の造形テストをしていきます。。。


まずはテーブルいっぱいに薄い部品を印刷。
だいぶテーブルの端っこにも造形しています。

あまり出来のよくない3Dプリンタの場合、ベッドの端の方だと綺麗に造形できないこともありますが、こちらはまったく問題ないようです!
安心して、大物(Max縦横300mm)の造形ができそうです。


今度は複雑な形の造形を始めました。これは何でしょうか。。。

なるほど、
これはインペラ(回転する羽。車のエンジン周りに使われていたりする)ですね!

複雑な曲線も結構滑らかに仕上がるものですね!
特筆すべきは、「これがサポート材なし」で造形できちゃうこと。


図の赤丸で示した箇所のように、こんなに反り返っているところでも、サポート材なしで大丈夫でした。これはびっくりだ!
こういう場所は樹脂が落ちやすいので、サポート材(下から落ちないように支える補助構造物。あとで取り除く必要あり。)を追加で造形しなくてはいけないことが多いのですが。


さて今回は、ガレージに新しく仲間入りした大型3Dプリンター"Clearlity CR-10 V3"のセットアップから造形テストまでを紹介してまいりました!

ちなみに、こちらを紹介してくださったファブラボ神田錦町の井上様も、Webにレビュー記事を上げております。参考になりますのでこちらもぜひお読みくださいませ!!

こちらの3Dプリンタ、早速ガレージの即戦力として、ありとあらゆることに使われ始めております!!製作事例も溜まってきておりまして、今後どんどん紹介していく予定ですので、お楽しみに!!


それでは。

(サンドマン)


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